第68回有馬記念

蘇った末脚

現役最強馬イクイノックスが引退、三冠牝馬リバティーアイランドが出走回避したものの、GI馬8頭を顔を揃えた。混戦模様を呈する中、天皇賞馬ジャスティンパレスが１番人気、ダービー馬ドェデュースが2番人気に支持された。古豪タイトルホルダーが逃げ、前年二冠牝馬のスターズオンアースが2番手で、ジャスティンパレスは最後方、ドウデュースはやや後方に位置する展開。ドウデュースは３，4コーナーで一気に捲って直線で先頭を伺うと、粘るタイトルホルダー、スターズオンアースを半馬身振り切って優勝した。ダービーでイクイノックスを破ったドウデュースも近走は冴えなかったが、武豊の手綱を得て見事に蘇った。