第38回優駿牝馬

末脚伸びる

リニアクイン、アイノクレスピン、トライアル馬メイワロック、桜花賞馬インターグロリアが４強を形成し、史上希に見る高水準の牝馬が揃ったこの年のオークス。中でも条件戦ながら東京2000mを圧勝したリニアクインに注目が集まった。リニアクインは４コーナーで先頭に立つとアイノクレスピンの追撃を一蹴、３馬身差でゴール板を駆け抜けた。勝ち時計2分28秒1オークスレコードで翌週のダービーのそれを0.6秒上回っていた。リニアクインの祖母トキノキロクは桜花賞馬。