フェブラリーステークス
February Stakes
イギリスに範をとって発展してきた我が国の競馬は、芝コースでのレースがその中心となっていたが、1960年にアメリカで広く普及しているダートコースが東京競馬場に新設されたのを皮切りに、各地の競馬場にダートコースが設けられ、年々ダート競馬の占める比重が増加してきた。本競走は、1984年に重賞グレード制が導入されたのを機に、ダート重賞競走が整備され、ウインターSと共に、「フェブラリーハンデ(G3)」として設けられた。その後、1994年にはG2に格上げされ、別定重量になる等、ダート競走体系における重要な競走として施行されてきた。さらに1997年にG1に格上げされると共に定量戦となり、ダート競走体系における頂点として位置づけられ、短距離ダート路線上の重要な競走にもなっている。さらにダートのトップクラスの馬にとっては、4月のドバイワールドカップへのステップレースとなっている。