第22回ジャパンカップ

伊国馬侮り難し

東京競馬場改修工事のため、中山2200mに舞台を移して行われた。キングジョージの覇者ゴーランが来日したものの全体的には低知名度の外国馬。これに対し３歳で天皇賞を制したシンボリクリスエスを筆頭に、昨年の覇者ジャングルポケット他ファインモーション以外のほぼ最強メンバーで構成された日本馬。今年も地の利を生かして日本馬が優勢と思われた。しかし勝ったのはイタリア最強馬ではあるものの凱旋門賞で９着に敗れたファルブラブ。名手デットーリに操られて好位から抜け出しサラファンの追い込みをハナ差振り切った。シンボリクリスエスが猛然と追い込んだものの３着止まり。外国馬による１２着は11年ぶり。