1957年3月、阪神1800mの古馬重賞競走として「大阪盃競走」が創設された。1962年より産経新聞社が正賞を提供するようになり、1964年より「サンケイ大阪盃」、1969年から「サンケイ大阪杯、1989年より「産経大阪杯」に名称変更された。1984年に導入されたグレード制によりG2に格付けされた。
1991年の第35回、1995年の第39回が京都で開催されたのを除き、阪神競馬場で開催されている。また1800mから1900mの間で揺れ動いた距離は1972年以降は2000mに固定された。開催時期は1971年を除いて、3月から4月の間で開催されている。同競走は天皇賞・春への前哨戦として使われることが多く、歴代勝ち馬にはG1馬が数多く名を連ねている。
開催時期、距離がほぼ固定されていること、勝ち馬の重厚さと、同時期に開催されているドバイワールドカップへの有力中距離馬の流出を食い止めるため、2017年の第61回より、JRAは「産経大阪杯」を負担重量を定量のGIに昇格させ、名称を「大阪杯」とした。