高松宮記念
Takamatsunomiya Kinen
1967年『中京大賞典』の名称で行われていたレースが前身で、1971年に高松宮殿下から優勝杯を賜ったのを機に『高松宮杯』に名称変更された。創設以来、中京競馬場で距離2000mの別定戦で行われ、G1クラスの馬も出走する夏場の中距離重賞として定着した。
1996年の番組改革で短距離競走体系の改善がなされ、距離を1200mに短縮、負担重量は定量として中京競馬場初のG1競走として生まれ変わった。当初はオークスの前週の５月中旬に行われていたが、2000年にスプリント路線の見直しのため、桜花賞の前週３月下旬に行われるようになった。なお、競輪界の「高松宮杯」において宮家への謝礼金が問題となり、1998年より『高松宮記念』と改称された。
中京1200mは左回りで向正面の直線が長く枠順の不利がない。2012年より馬場が改修され、向正面の直線が短縮される代わりに、最後の直線が410mに伸び、坂も設けられた。
