第50回安田記念

香港の刺客

かつての名マイラーが次々と引退し、少々手薄な日本勢。一応京王杯ＳＣを勝った牝馬スティンガーが１番人気に推された。レースは香港からやってきたせん馬フェアリーキングプローンが直線抜け出し、ゴドルフィン軍団のディクタットを抑えて優勝。比較的軽視されていた外国馬にしっぺ返しを食った。高松宮記念を勝ったキングヘイローが3着に入ったものの、スティンガーは４着。懸念された日本マイラー陣の層の薄さを露見することとなった。