第84回皐月賞

流れるような速さ

前年のホープフルSで牡馬を完封したレガレイラが、76年ぶりの牝馬による皐月賞制覇を期待されて1番人気に支持された。2番人気は新馬、共同通信杯を連勝したジャスティンミラノ、朝日杯FSの勝ち馬ジャンタルマンタルがこれに続いた。好スタートから４，５番手につけたジャスティンミラノは前半1000m57.5秒というハイペースをものともせず、中団から追い込んだコスモギュランダをクビの差抑えて優勝。勝ち時計は1分57秒1のコースレコード。ジャンタルマンタルはハイペースの2番手で頑張ったが力尽きて3着。レガレイラは後方から出走馬最速タイの33秒9の末脚を繰り出したが、先行馬が止まらず6着に敗れた。